前エントリの続きというか、試合内容にも目を向けて。
憶えてる事を書きたい、そんな試合。
プレーとか内容とかっていうより頭の中に残った絵を。
Jリーグ第15節 横浜FC 1-2 磐田
得点:[横浜FC]平本5′ [磐田]翔23′遼一49′
先制されても「やれる」と思って、追いついたらかなり流れが来て、逆転したら「ずっと見てたい」と思った。70分くらいからドキドキして「早く終われ」と思って、雰囲気悪いから「交代して流れ変えてー」とかロスタイムに「時間稼ぎ交代してー」とか言ってしまったけど。
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どうしても開門してすぐにスタジアムに居たくて、なんとか仕事を切り上げて着いたら、先に待ってた2人が「待ってる間に語りつくしちゃったー」とか言ってたけど、まあ心が晴れる事はないからね。私が着いてからも語りこみました(苦笑)。
事は大きいけど、ジュビっ子を見守って応援したい気持ちは変わらないからね。言い方は良くないかも知れないけど、そんな気持ちを確認できたきっかけにもなりました。
サポーターの雰囲気はやっぱり違って、日産のゴール裏にしては久々に密度が多く、立ちっ放しで応援する人も多く、明らかに声が大きかった。ただただ励ましたいと思って、力が入ってしまった。到着時に続いて、アップ前にいつもよりも早めに出てきてまたゴール裏に近づいてから挨拶をして、アップが始まってみんなの顔を見てたら、思ったよりもリラックスした表情が見えた。でもなんか私は高揚しっぱなしで。ピッチでその姿勢を見せるというゴンちゃんの言葉を意識して観ていた。
キックオフのホイッスルでようやく、サッカーを見る心になったと思う(苦笑)。
それまでは、選手を見てコールをして背中を押す事ばかりに気をとられていたというか・・・。
■勝ちたい気持ちからのゴール
立ち上がり、ほんっとハラハラして、ゴール前で相手に巧いパス回しをされ、プレスに来られて慌てた。そんな中でクリアミスからゴールを許した。
ショックではあったけど、選手にガッカリ感もなく希望を持てて、私もあんまりショックはなく直ぐに切り替えられた。
遼一が泥臭くボールをチェイスしてて、熱を感じた。でも他と連動してなくて遼一ひとりだけみたいな感じもあったファウルをとってもらえずに潰れてた遼一のポストプレーも工夫がされるようになったりファウルがもらえたりして徐々になんかリズムが生まれて、攻勢になった。
そして、ミスを挽回すべくマコがアシストのアシスト。
それまで活かされてなかった遼一のポストプレー。翔が狙ってた獲物をモノにできた。10番がドリブルを始めた時、「こいつは決める」っていう雰囲気があった。友達とも言ってたけど、予想以上に早いタイミングで足が振られ、あっという間にボールが突き刺さってた。
翔のガッツポーズが力強かった。
10番が、翔が決めた同点弾は、私の心に残る。
遼一のゴールまでの形はとてもきれいで早さがあった。後半、吉彰が右サイドで生き生きしてた。加賀っちのインターセプトからファブがサイドに出し、裏にフェイントを入れた遼一がニアに入る・・・吉彰のクロス、とても良かったね。その前までも結構ニアを狙ってたんだけど、この時はピッタリ合ったね。
2ゴールとも、嬉しくて騒ぎたいけどその光景をこの目に焼き付けたい、そんな気持ちで、周りに抱きつかれながらも暫くはピッチを凝視していた。
多分奇声は発してたけど(笑)。
■強くなれる
ふと、正面のビジョンに映るメンバー表を見て、能活・慎ちゃん・ファブちゃん意外が生え抜きだと気付いた。比較的生え抜き・地元っ子の多いチームだとは思ってたけど、こんなにスタメンとれてるじゃん、って。ベテランの移籍がここ数年相次いだ結果かもしれないけど、勝てるじゃない、って。
相手は下位のチームだけど、それでも、しんどい状況の中で勝てる力を君達は持ってる。「君たちは強い」とまでは言えないし「俺たちは強い」とまでは過信してほしくないけど、自信もってサッカーしてほしいし、自信を得るべく取り組んでってほしい。
先輩達も、血の滲む様な努力をし、下積みで苦労をして栄光を勝ち取ったのだから。
いつもよりも気合が入ってたんだろうけど、強くなれるなーと、なんとなく思った日でした。
若手に限らないとこだけど、最後のハラハラ感や立ち上がりにバタバタしちゃうとこやいろいろ不安もあるけど、それこそこれから強くなるところ。マンマークにした大介が居なくなって加賀っちが手持ち無沙汰みたいになった時間帯が危なくて超ハラハラしたよ・・・。試合の中で、自分たちで修正できる力がないんだな、と思った。
未熟なとこから伸びしろを感じた。
■みんな
[能活]
いつも以上にこっちに手を振り拍手をし、いつもの様にみんなを叱咤してた。
自分が参加できないのがもどかしい様に、パス回しに檄を飛ばしてた。
[加賀っち]
スライディングはホントにカミソリみたいで。
ホントにクロスは課題で・・・吉彰も下手っぴだったから、一緒に練習すればうまくなるよ(笑)。
ワンコが入って大介へのマンマークになってから大介を封じてたし引きずり出す結果になったね。
[マコ]
序盤心配したけど、徐々に老獪さ・マコらしさが出てきて安心した。キャプテンマークの重さを私は感じてた。
最後の頭の怪我が大事に至らなくて良かった。
[健太郎]
「健ちゃーん!(はあと)」とはしゃぐくらい助けてもらった気がします。
やっぱり高いし早い。
健ちゃんはいつも言うけどいい時を維持する事ね。
[慎ちゃん]
サイド職人らしさが見えてきた。けど課題の守備に追われてる感も。足を気にせず90分できたってゆーのが個人的に最大の収穫じゃないかな。
[ファブちゃん]
素敵だったー。
パスさばきもドリブル突破も随所に巧いとこ見せてた。飛び出たDFのカバーが完璧で凄い執念を感じた。
[康太]
東京西部の星は地味ながらも順調に成長してる様だ、と鼻が高くなった(笑)。消えてるなーと思う時間があってから康太を気にして見てみたら、要所要所で超体を張って守備をしていた。強くなったな。
[吉彰]
遼一効果なのかなんなのか、復調してるのは聞いてたけど、後半特に右サイドでノビノビやっていた。アシストも素晴らしかった。
遼一ゴールの時に、こっちに向いてガッツポーズしてくれた顔が強くて忘れられない。
[ケースケ]
なんか神がかっていた。ケースケのいいところがほぼ90分凝縮されて発揮されていた。運動量もあるしタイミングもいい。シュートの気持ちがあるし沢山打った。しかも気分良く終われるシュートで。どこからともなくノリヒロの様に現れ、あそこにも金髪、こっちにも金髪(笑)。観てて超楽しかった。これが続けば。アジがまたケースケを使う様になってきたから、チャンスだよ。北京も近づくよ。
この日のいくつかの場面でのヒールキックなら許す(笑)。
[遼一]
久々に生で観たんだけど、今季ロクに観てないのに違和感はなく、体が強くなって俊敏さも増した様に感じた。そしてゴール裏とかチームメイトからの信頼感が溢れてるのを感じてなんだかとっても誇らしかったよ。
ゴールの時の動きは、ゴンタカみたいなストライカーっぽくてとても良かった。足に爆弾抱えてる様なもんかも知れないけど、またピッチを駆け回って笑顔で試合を終えられる日がやってきたのね。
本当に本当に良かった。お帰りなさい。
[ワンコ]
例の空振りにはある意味心臓止まるかと思った・・・回りに懸念されてたから orz
でもね、凄い走り回って、自分の役割を感じてやってたと思うよ。特に守勢に回ってたからね、ボール追っかけてた。
元気に駆け回って思いっきり勝負してね。
■ライブの時は恒例にしたい翔観察記
翔は、試合前から思ったけど落ち着いてた。あとからコメントを見ても、冷静な頭で試合に臨んでいたみたい。最初はボールに触る機会が少なくて、それでも周りが安心して預けられる様なボールの貰い方はしてたと思う。
良くなかったところは、足を痛めてしまった様に、また無理してガツガツいってしまった事。ミスから。そこんとこが、もしかしたら精神的になにかしら支障があったのかも知れないけど。
試合後、健太郎と健闘を称えあって、ゴンちゃんに労われた風景。こんなんがまだまだ沢山観たいです。
やっぱり10番はちょっと特別であってほしいな。
まだまだ叱咤の余地がたくさんあるけど。私はこの選手に特に期待を掛けたいなと思う次第です。
■戒め
まぁでも・・・事件がきっかけで結束が強くなるなんて事は、いい事なのか?と疑問にも思う。
必ず戒めとして受け止めて抱えたまんま前に進んでいかなきゃいけないんだ、何がなくともチーム一丸になっていなきゃいけないんだ、とも思ったのです。ひとつのきっかけではあるけど結束するのは当たり前の事で、同時にこの事件とこの試合を忘れてはいけないし、忘れられない事だよね。
風化してはならない事件と、風化してはならない気持ち。
選手が頑張れる後押しとなる様に応援するとか、選手は強い気持ちを持って試合に臨むとか、本当は当たり前の事。これからもずっと、このくらいの気持ちで居なきゃいけないんだ。
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上岡さんのコラムで、泣いている選手が居た、と知る。能活も「ウルっときた」って言ってたけど。
ほんとに辛かっただろう。私はそんなつもりはこれっぽっちもなかったけど、ブーイングを受けても仕方ないとか応援してもらえなくなっても仕方ないとか思ったりもしたんだね。
嬉しかった、だけでなく「感動した」とのコメントを見て、ああ選手を感動させてあげられるんだ、とも思った。
試合前に自分の応援するチームを観てるだけで感極まりそうになったり、2つの価値あるゴールでウルウルしたりもした。けど、もっと大事なこれからをまた観ていかなきゃいけない、そういう気持ちが強い試合だった。
あれこれさておき・・・。
ピッチを観ながら実は悲しみが何度となく湧き出してきて、でも嬉しさも得られた日。
君たちはやれる |
2007-06-19 |
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